2018年に登場した機種は潜伏確変搭載機が少ない。
しかし一時期潜伏確変が大流行したことを覚えているパチンコファンは多いだろう。
この潜伏確変の存在をパチンコファンに知らしめたのは初代花の慶次~雲のかなたに~ではないかと思っている。
初代花の慶次で「傾奇者」図柄がとまったとき、桜ランプを凝視したものだった。
小当たりなのか潜伏確変なのか、はたまた出玉無しの2R通常大当たりを引いたのか。
心臓がバクバクした。
潜伏確変がまだ浸透してない当時、自分は小当たりと潜伏確変の違いがよくわからなかった。
だから、桜ランプが点灯するたびに「399分の1を引きすぎじゃないか」と勘違いしたものだった。
潜伏確変でも2R通常大当たりでもない、ハズレである小当たりを引いていたことに気づいたのは導入からしばらく経ってからのことだった。
この潜伏確変の印象を悪くしたのは京楽だったと個人的に思っている。
キン肉マンや仮面ライダーなど「進化系ぱちんこ」と呼ばれる機種は潜伏確変がループしたり小当たりが頻発するなどユーザーの悪評を買った。
なぜ初代花の慶次の潜伏確変に悪い印象がなかったかと分析すると、それは爆発力があったからだ。
初代花の慶次で潜伏確変を引いても「薄いところを引いちゃったな」「でも次は連チャンするかも」と前向きな気持ちになれる。
しかし進化系ぱちんこはそうではなかった。
「この潜伏ループはどこまで続くんだ」「勝てない」と後ろ向きな気持ちになったものだった。
潜伏確変という、ユーザーに不利な部分を補って余りある爆発力でユーザーを魅了したのが初代花の慶次だったのである。
大当たり確率や確変割合の上限などルール改正が頻繁に行われる昨今の厳しい状況の中でも、花の慶次はパチンコファンを魅了する新たなブームを今後も作り続けてくれると信じている。
これにて2018年の俺の慶次ブログは更新納め!
また来年お会いしましょう~!