大当たり確率約399分の1のパチンコ台が撤去され、大当たり確率の上限が約319分の1に規制された2018年のパチンコ。
規制される前は約399分の1のマックスバトルタイプが大流行したものだった。
初代花の慶次~雲のかなたに~がその先駆けであることは間違いないだろう。
初代花の慶次が導入された2007年に人気だったのは、必殺仕事人3やKODA KUMI LIVE in Hall、創聖のアクエリオンなど確率約300分の1前後のミドルタイプ。
それが2008年に入ると初代牙狼や北斗の拳シリーズをはじめ、ありとあらゆるコンテンツのマックスバトルタイプが初代花の慶次の後に続けと登場したものだった。
しかしスペックと演出のうわべだけを真似ても人気が出ないのがパチンコというもの。
初代花の慶次の人気は衰えることがなかったのに対して、全く人気が出ずに消えていくマックスバトルタイプは山ほどあったわけである。
それは初代花の慶次が爆発力と演出の面白さの両方を兼ね備えていたからであろう。
パチンコファンにとって初代花の慶次はもはや伝説のパチンコ台である。
もし今ホールで初代花の慶次が打てるとなったら、パチンコファンが朝から長蛇の列を作ることは間違いないだろう。