どんなに恋焦がれても、初代花の慶次~雲のかなたに~をホールで打つことはできない。
そんな中で、初代花の慶次の雰囲気を気軽に楽しめるのが、花の慶次X~雲のかなたに~の甘デジだ。
花の慶次シリーズの代名詞であるキセル演出は初代版をそのまま採用している。
キセル演出が発生するかどうか、図柄がテンパイしてからの「間」は最高だ。
そんな花の慶次X、初代にはなかったオリジナル演出も面白い。
ボタン連打で「傾奇者」の3文字が順に点灯すれば大当たりという「傾奇チャレンジ」演出。
たいていこの手の演出は、最初の2文字は必ず点灯するものだ。
最後の「者」が点灯するかどうかでドキドキさせる演出にするのがパチンコ演出の相場。
しかし傾奇チャレンジは、意外と最初の2文字の「傾」や「奇」が点灯せずハズレるというパターンがあるのだ。
初めて経験した時は驚いた。
「どうせ最初の2文字は点灯するんだろ」とボタンをペチペチしていたら見事にハズレたのだ。最後まで行かないのかと(笑)。
しかもさらに驚くのが、この演出は意外と大当たりに絡むのだ。
全く当たらない演出だったらボタンを連打する気にはならない。
しかし意外と大当たりに絡むものだから、ボタンを押す手にも力が入る。
傾奇チャレンジに発展すると、ハズレてもドキドキさせられてしまうのだ。
初代花の慶次を継承し、かつオリジナル演出も楽しめる花の慶次Xが面白い!